「ためしてガッテン・虫歯の常識大逆転!」
昨日の夜8時から、NHKの放送を見られました?
http://www3.nhk.or.jp/gatten/schedule/index.html
・健康な歯は白い→×
・歯石が多い人は虫歯になりやすい→×
・虫歯は早期治療が一番→×
こうした、一見あたりまえに思える虫歯の“常識”が、今、最新の研究によって次々と覆されていて、さらに
・「虫歯を治してくれるのは歯医者さん→×」
とびっくりする様な出だしでした。
「健康な歯は白い→×」のところでは、健康な歯は半透明で、歯の白い部分は「ホワイトスポット」隠れ虫歯であるとの紹介でした。隠れ虫歯は唾液が直してくれるので、虫歯を治してくれるのは歯医者さんではなく唾液と説明していました。
ここでテロップに注意が出て、
「唾液は再石灰化で隠れ虫歯を治しますが、穴があいた虫歯をもとには戻せません。」
です。お間違えのないよう。
また虫歯は、唾液と酸がつばぜり合いをしていて、酸に傾くと虫歯になり、食事をすると口の中が酸性になってしまいますが、酸性を早く回復するためにはどうするか、、、で、口の中にpHメーターを付けた実験を公開していました。
・前歯は唾液が届きにくい。
・うがいでは酸性が一瞬戻るが、やはりもとには戻らない。
ので、食事後は、唾液を口の中に混ぜる様にするといいという事だったと思います。
歯磨きをすると、菌が少なくなって酸を出す量が少なくなって大切ですし、寝ている時間は唾液の出る量が少ないので、寝る前は歯磨きをした方がいいと思われます。
「歯石が多い人は虫歯になりやすい→×」は、歯石が多い人は唾液中のカルシウムが多いので再石灰化しやすく、虫歯になりにくいということでした。
次に、中高年に多発、根元の虫歯に注意!!の紹介。(歯ぐきがやせてくると、歯の根が見えてきて、その部分はムシ歯になりやすいので確かに注意して欲しい所です)
そして「虫歯は早期治療が一番→×」では、進行する虫歯としない虫歯があり、すぐ削って詰めるのではなく、経過観察、3~6ヶ月に一度、定期的なメインテナンスをしたほうがいいということ、予防とかメインテナンスが保険制度に入っていないので、それを含めた制度が要求されると言うことでした。
「虫歯は早期発見、長期観察」が最後のまとめでした。
最後のまとめは大切だと思いましたし、唾液を全部の歯にまわす様にするのはいいことではないかと思いました。
詳しくは、再放送をごらん下さい!!(^_^;)
誤解されそうなタイトルだけに、誤解されないといいのですが、、、。
新潟市東区物見山 ないとう歯科医院