DCS (Dental Compression Syndrome) (3)
もし、DCSの症状があるとおもいましたら、日頃から
・くいしばり、歯ぎしりをしていないか
・歯と歯が当たっている時間が長くないか
を意識してみてください。もし、しているようなら、どんな時にしていたかを覚えていて下さい。
(例:重いものを持ったとき、運転など緊張する事をするとき、など)
もし、歯と歯が強く当たっていると感じたら、
・肩の力を抜き、
・頭位や姿勢を整え、
・ゆっくりと深呼吸して下さい。
そしていつも、
・唇をかるく閉じ
・歯を少し離して
・あごを(口の周りを)楽にする
ようにしてみて下さい。
歯と歯は普段は当たっていない状態が正常だそうです。一日のうちで歯と歯が当たっている時間は3分くらいとの説もあります(一般的には20分~1時間くらいと言われています)。
特に、「唇をしっかりしめて、いつも歯をくいしばる様に!」と言われた時代があったそうですが、今は、くいしばらないで歯を少し離した方がいいと思われます。
治療は、歯に詰め物をしたり、染み止めを塗ったり、マウスピース(スプリント)を作ったりするのですが、上記の様に行動するだけなら無料ですのでぜひやってみて下さい。
顎関節症(顎(あご)がいたい)方も、同じ様に行動する事で症状が改善する事もあるようです。
新潟市東区物見山 ないとう歯科医院 TEL: 025-270-2218