救急医療実技研修会
先日、救急医療実技研修会がありました。
まずは、医療事故が起こらない様に、起きたら迅速に対応する事が大切とのお話がありました。
原子力発電所での問題を報道される事がありますが、原子力発電所には何段階もの防御機構がありるそうです。しかし医療現場に防御機構はほとんどなく、一つのミスが重大な事故になってしまう危険な仕事です。
ハインリッヒの法則、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の「ヒヤリ・ハット」が存在し、「ヒヤリ・ハット」つまりリスクの芽のうちに対応をおこなっていてほしいとの事でした。
その後、心肺蘇生法(CardioPulmonary Resuscitation; CPR)の練習と、AED(自動体外式除細動器)の使い方の講習がありました。
CPRは、国際ガイドライン2005という新たなガイドラインのものを教えてもらいました。
・意識の確認
・助けを呼ぶ「119番をお願いします」
呼吸をしているかどうかを見て聞いて感じ、心肺停止しているようなら
A. 頭部後屈、あご先挙上
B. 人工呼吸2回
C. 心臓マッサージ30回(100回/分のスピードで)
いやがる動きをするまでB-Cを繰り返す。AEDが来てもAEDが離れて下さいと指示するまでB-Cをやめないようにとのことでした。