2026年6月12日 金曜日

今朝は曇りの新潟市東区です。

Yahoo!ニュースに、「認知症グループホームで働く職員が『食事中に入れ歯を外してしまう』利用者の気持ちがわかった瞬間」という記事が掲載されていました。

認知症グループホームで働く職員が「食事中に入れ歯を外してしまう」利用者の気持ちがわかった瞬間(介護ポストセブン) - Yahoo!ニュース

「入れ歯をつけると食事が美味しくないんだよ…」。認知症グループホームで暮らす78才の女性に、どう対処すべきなのか困惑していた作家で介護職員の畑江ちかこさ子さん。自…

認知症グループホームで働く畑江さんは、食事のたびに入れ歯を外してしまう利用者の浦田さんの行動に疑問を感じていました。しかし、自身が実際に入れ歯を使用する生活を経験したことで、「食べ物の味が変わる」「口の中の感覚が違う」といった悩みを実感し、初めて浦田さんの気持ちに寄り添うことができたそうです。

歯科医院でも、「入れ歯を入れると食べにくい」「入れ歯がないほうが楽に食事ができる」とおっしゃる患者さんは少なくありません。特に総入れ歯の場合、天然歯のような噛み心地や味覚を完全に再現することは難しく、違和感を覚える方もいらっしゃいます。

一方で、入れ歯を使用しない状態が必ずしも良いとは限りません。歯が抜けたままになっていると、残っている歯が動いて歯並びや噛み合わせが乱れたり、しっかり噛めなくなったりすることがあります。また、発音や見た目に影響が出る場合もあります。そのため、多くの場合は入れ歯を使用したほうがお口の健康を維持しやすいと考えられています。

ただし、患者さんのお口の状態や生活環境、入れ歯に対する感じ方は一人ひとり異なります。無理に使用を続けることが良い結果につながるとは限らず、場合によっては使用時間や使用方法を工夫したり、別の治療方法を検討したりすることもあります。大切なのは、「なぜ使いたくないのか」「どのような不便を感じているのか」をしっかり伺いながら、一緒に最適な方法を考えていくことだと思います。

今回の記事は、医療や介護の現場で相手の気持ちを理解することの大切さを改めて教えてくれる内容でした。入れ歯は失った歯を補う大切な治療法ですが、実際に使うのは患者さん自身です。だからこそ、機能面だけでなく、使い心地や気持ちにも目を向けることが重要なのだと感じました。

そして何より大切なのは、できるだけ自分の歯を守ることです。毎日の丁寧な歯磨きや定期的な歯科健診を続け、いつまでもご自身の歯でおいしく食事を楽しめるようにしていきましょう。

新潟市東区物見山 ないとう歯科医院
TEL: 025-270-2218
https://naito-dental.com/ 

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