金曜日です
今日は一日診療です。
昨日の午後は、燕三条ワシントンホテルで行われた日比谷で開業されている弘岡 秀明先生の「エビデンスに基づいた歯周治療」を聞いてきました。
http://www.swedentc.com/j.html
エビデンスに基づいた歯周治療という事で、沢山の論文をスライドに出して説明して下さいました。
冒頭、
Kindness and sympathy must be the first rule in clinical periodontitis.
歯周治療には、やはり優しさと思いやりが大切!!
と、診療に対する心構えから話されました。
盛り沢山の内容でしたが、、、まずは徹底的なプラークコントロール、、、それは患者さんも歯科医院側もですが、、、プラークコントロールは基本で当たり前なんですが、当たり前の事を当たり前にするのが一番難しいと思い、帰ってきました。
(弘岡先生の患者さんはプラークスコア0でした)
それと、患者さんと歯科医院側で問題を共通して認識できることも大切と思いました(意思の疎通は難しい)。
また、スウェーデンの大学の卒業生への講義で、
今まで教わった10のうち、10年後には半分が間違っている。今の時点でどれが間違っているかわからないから、この仕事についたからには、常に勉強し続ける必要がある。
という話をしているという事を教わりました。
現時点での良い治療が、10年後には違っていたという事にもなるわけで、自分が勉強しないとといけないと思うともに、患者さんにも知っていて欲しい事だと思いました。