SPT: サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー（補完的歯周治療）(1)

　最近では特に歯周病の患者さんで「定期検診やメインテナンス」という用語に代わって「サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー（supportive periodontal therapy：SPT：補管的歯周治療）」という用語を使うことが，国内外の歯周病学会から提唱されはじめています．

　 SPTは、歯周病治療後の再発防止と、再発が起こってしまった場合に早い段階での適切な処置ができるための、連続的な経過観察と予防処置を行っていくことです。歯周病のリスクが中～高いレベルの患者さんが特に対象になります。 1～3ヶ月程度の短い間隔で、健診とメインテナンス処置（PMTC（プロによる機械的歯面清掃）、歯石除去等）、清掃指導等を衛生士が中心に行なっていきます。